春の花

江戸っ子父さんを困らせた私のワキガ!

 


今から5年前、私が女子高校生だった頃の話です。
昔気質の職人の父が、夏の日の夜、帰宅するなり、「おいおい!なんだこの家は!オンナ臭くっていけねぇよ!」と言い出しました。
えっ!?と驚く私に、「おまえだよ!おまえも年頃の娘になったんだってことだろうよ。」と、少し照れ臭そうに目をそらしながら言う父。
うそ?!よりによって、実の父からワキガを宣告されるなんて。すごいショックでした。
でも、母に言わせると、身内に指摘されたほうが良かったでしょうよ。
彼氏になんて言われてごらんなさい。立ち直れないでしょう。と言われて納得しました。


自分がワキガだと自覚してからは、周りの人が、私のワキガに気付いているんだろうか?とか、分かっていて、気づかない振りをしてくれているんじゃないか、ということを常に考えてしまい、ちょっと対人恐怖的になってしまいました。
バスケットボール部に所属していましたが、風通りの悪い体育館での練習や、部室でのミーティングが苦痛になってしまい、困りました。

自分がワキガだと自覚してから、初めて合点がいったのですが、洋服やババシャツの脇の下部分が黄色く変色しているのは、ワキガのせいだったのですね。みんなもそうなのだと思っていました。
分かってからは、部活のユニフォームなどは、絶対に他のメンバーの目に触れないように、恥ずかしいので、急いでバッグにしまっていました。

ワキガの第一発見者である父は、自分がお金を出してやるから、ワキガの手術受けて来い!と言いましたが、手術はやはり怖いです。傷痕も残ったら困ります。なので、取り敢えずムダ毛を脱毛しようと、脱毛専門のサロンに通い、ワキをつるつるにしました。そして、制汗剤も、通常の物ではなく、エティアキシル デトランスピランというヨーロッパ製の、強力な物にしてみました。

脱毛をしてからは、脇汗の防波堤の役目をしていたムダ毛がなくなったからか、汗の量が増えたようで、焦りましたが、エティアキシル デトランスピランを使い始めてからは、みるみる汗の量が減って行きました。それにともなって、ワキの臭いも劇的に改善していきました。
ただ、この制汗剤は強力なだけあって、皮膚への刺激もかなり有ります。使い始めて3日後には脇の下が痒くてたまりませんでした。その後は治まりましたが。

 ワキガ 彼女